こんにちは。インターンの菊地です。
先日、Naverまとめでこんな記事を見かけました。

http://matome.naver.jp/odai/2145621726626134301

簡単にいうと、「日本のお菓子企業がイースターに便乗しすぎw」という記事です。
考えてみれば、ハロウィーンやイースターなど特定のイベントが開催されることを人々の注目を集める「機会」として、
それに合わせて企業が経営活動を行うことは、合理的であると考えられます。

しかし、ふと思いました。
「イースター自体よくわからないし、文化を浸透させるの大変やん!
ってか、同じ時期にお花見っていう文化あるし、お花見のが良くね??」

そこで今回は、「お花見とイースター、果たしてどちらのほうが市場として魅力的か?」
を、あらゆる面からゆるーーーく調査してみました。

 

そもそも

 いや、そもそもイースターと花見とはなんだろう?

「イースター」

キリスト教における祭日で、キリストの復活を祝うために料理を振る舞ったり、卵で遊んだりします。
様々な卵料理や、スプーンに卵を乗っけて落とさないようにして運ぶエッグレースなどをするそう。
春のおとずれを祝う行事でもあるそうです。

「お花見」

桜を見ながら、春のおとずれを祝う行事。
元々は、呪術的要素が強かった行事であったが、平安時代の貴族の遊びとして流行、
鎌倉時代には広い階層に広まり、江戸時代でソメイヨシノという全国各地に生えている桜の品種改良が成功し、
日本の道路を始め、様々な場所に植えられたことで馴染みのあるものになり、今では国民的な行事となっているとのこと。

両者とも、「春のおとずれを祝う」という観点では似ているようですね。

 

市場規模

2つを比べるために、まずは市場規模から。
簡単に表にまとめてみました。

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金額自体は圧倒的にお花見です。
しかし、人々が検索している回数ではイースターが上回っており、
逆に存在するページ数ではお花見が多いです。

金額的な市場規模をみれば、お花見のほうが圧倒的に大きそうですが、
人々の関心はイースターにも十分にありそうです。
まだまだ比較検討の余地があると考えられます。

 

イースターと花見の大きな違い

日程

イースターは毎年開催される日にちが違います
イースターが開催されるのは「春分の日の最後の満月から数えて最初の日曜日」だそうです。
覚えにくいし、よくわからない。笑

しかし、お花見は「さくらが見れる時期」と逆にかなりアバウト。
気づいたら桜の季節が終わってるなんてことも多々ありそう。
雨などの天候や、そもそも桜が咲いている場所など地域も限定されそうです。

日にちが決まっていれば、その日に向けて人々は行動を起こせそうですが、
決まっていなければ、誰かが開催しなければ、流れてしまいそうな行事ですね。

やること

やはり、お花見は主に桜を見て宴会ですが、イースターはそうもいかなそうです。
ほとんどの人が無宗教である日本においては、イースターの日に自宅でごちそうを食べながら
キリストの復活は祝わなそうですねw
さらに、卵をスプーンで運ぶエッグレースなど、楽しそうではありますがそこまで需要があるとは考えにくいです。
ハロウィーンのように、街にくりだしても特にイベントがなければ何もすることがなさそうです。

 

企業の実際の活動

お花見

お花見といえば、思い浮かぶのは桜を見ながらのビール。
実際にアサヒビールなんかは、限定のパッケージ缶なんかを作成しています。

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【参考】https://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0106_1.html

 

イースター

イースターでは、どうでしょうか。
主には、お菓子など食品メーカーのイースターバージョンのお菓子販売です。
例えば、こちら。

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【参考】http://www.lotte.co.jp/products/brand/koala/products/1503.html

コアラのマーチ・イースターバージョンです。
完全に便乗しています。

 

そして、やはり一番有名なのは、ディズニーランドのイースターイベントですかね。

スクリーンショット 2016-03-04 23.21.39
【参考】http://www.tokyodisneyresort.jp/special/easter2016/

イースターがなんのことかよくわからなくても、楽しめちゃいそうです。

わかったこと

ここまで調べて1つわかったことがあります。
「お花見で儲かる企業とイースターで儲かる企業は基本的に違う。」ということ。(笑)

しかし、一部食品メーカーや飲料メーカーなど、イースターか花見か、どちらの戦略をとるかで
売上が変わる企業もありそうです。

まだビールなどはお花見の市場のみにアプローチしています。
難しいかもしれませんが、もしイースター×ビールなど今までにない分野を開拓できれば、
それこそイノベーションが生まれそうですし、先行者優位でドバっと稼げそうです。

一方、海外、とりわけアメリカにおけるイースターの市場規模は147億ドル(約1.6兆円)と、
イースターにはまだまだポテンシャルがあるとも言えそうです。

コンスタントに市場がある「お花見」か、大きなポテンシャルを秘めている「イースター」か、
これからの企業、そして人々の動向に注目です。

 

※今回の調査は独断と偏見が混じっております故、事実の正否は保証いたしかねます。

【参考URL】
http://r.gnavi.co.jp/sp/hanami/hanami_10.html
http://grc.hotpepper.jp/research/files/1503.pdf
https://info.cookpad.com/pr/news/press_2015_0225