みなさま、お久しぶりです、菊地です。
前回、ニューヨークへの出発に向けての記事を書いたまま更新が止まってしまっていましたが、
7月の中旬に日本へ無事帰国いたしました!「ん?なんだっけ?」という方はこちらからもう一度復習をお願いします。笑

また時間がある時に詳しくニューヨークでの経験は書きたいと思いますので、
今回は最近僕の身に起きた「なるほど」というお話を書きたいと思います。

この前、友達と有名イタリアン料理チェーン店のサイゼリヤに行った時のことです。
ぼくらの横の席にはハットを被り、白いヒゲを蓄え、この暑い季節にも関わらず、
茶色のジャケットを羽織っており、見た目は完全に「ジェントルマン」な初老の男性が座っていました。

僕らは特に気にもせずワイワイガヤガヤと過ごしていたのですが、
その人を関節視野で捉えた時、ある動作が僕の目に止まってしまいました。
ドリンクバーでよそってきたであろうコーヒーカップを持ち、口に運ぶ。
その一連の動作の全てにおいて「小指」をものすごくピンっと立てていたのです。

別に普段ならそんなこと気にもとめませんが、その人の身なりもあったせいか、
僕はものすごくその「小指を立てる」という動作を不思議に思ってしまいました。

となりでワイン(デカンタ)をグラスでぐびぐび飲んでいる友人は小指など立てていません。

「なんで、小指を立てる人と立てない人がいるのだろう。」

そんな疑問が僕の頭の中に浮かんだわけですが、
みなさんはそもそも小指を立てるという動作の意味を知っていますか?

僕は、「少し自意識過剰」とか「その人の癖」くらいにしか思っていなかったのですが、
少し調べてみると、面白いことがわかりました。

なんと、食事中に小指を立てることがマナーであった時代があったそうです。
それは15世紀頃の西洋だそうで、その時代、今じゃ考えられませんが「調味料」がものすごく貴重な時代であり、
貴族でさえ、沢山使う事ができなかったとのこと。

さらに今のように容器に入っているのではなく、使う分だけをお皿に載せていたため、
調味料を取る時は手でつまんでいたそうです。
その時にもし、指が濡れてしまっていると、一度に沢山調味料がついてしまい、
もったいないとのことで、食事中は小指を常に立てることで、コップなどの水滴が付かないようにしていたそうです。

そのため、その次代の貴族の間では小指を立てることがマナーとなったそうです。
日常のふとした疑問も調べれば以外と面白い、深いな、と改めて感じました。

もしかしたら、後ろの席に座っていたおじさんはそのことを知っていたのかもしれません。
食事中に小指を立ててしまう人は昔の西洋貴族の「生まれ変わり」であることを信じましょう!
※ちなみに僕は小指を立ててしまいます。